戦争を改めて振り返り、次の世代に伝えていく場を地方ごとにご紹介。今回は近畿、中国地方にある戦争資料館や祈念館を取り上げていきます。
大阪、滋賀に1ヶ所ずつ、広島には平和記念公園周辺にある2ヶ所の計4施設。
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ピースおおさか – 大阪府
大阪で起こった大阪空襲を取り上げ、戦争の背景や悲惨さを次の世代に伝えていくための施設です。空襲後の戦後復興を含め、大阪の一時代を詳しく知ることができます。
[開館時間]
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
[観覧料]
大人:250円 高校生:150円 小・中学生:無料
ピースおおさか大阪国際平和センター : http://www.peace-osaka.or.jp/
滋賀県平和祈念館 – 滋賀県
滋賀県民が経験してきた戦争体験や、それにまつわる当時の資料を収集・展示しています。
[イベント]
6月27日(土)~9月27日(日)
第11回企画展示 滋賀県民の15年戦争
→滋賀県民が経験した戦争に関する記録や当時の物品展示
その他、イベント多数
[開館時間]
9時30分~17時
[入館料]
無料
滋賀県平和祈念館 : http://www.pref.shiga.lg.jp/heiwa/heiwamuseum/index.html
広島平和記念資料館 – 広島県
世界で初めて原子爆弾が投下された地、広島。こちらの資料館では本館・東館と分かれており、本館では原爆投下により被曝した方々の遺品や写真を、東館では被爆前と被爆後の広島の歴史に関する資料、物品が展示されています。
ただ、現在東館は改修工事を行っているため、来年(2016年)の春頃までは本館のみしか利用できません。
[イベント]
8月1日(土)~8月31日(月)
「日本平和博物館会議 戦後70年共同展示」
→日本平和博物館会議加盟館の活動を紹介した写真パネル展
その他、イベント多数
[開館時間]
3月~7月 8:30~18:00
8月 8:30~19:00(8月5日、6日は20:00閉館)
9月~11月 8:30~18:00
12月~2月 8:30~17:00
[観覧料]
大人(大学生以上):50円 高校生:30円 中学生以下:無料
広島平和記念資料館WEB SITE : http://www.pcf.city.hiroshima.jp/index.html
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 – 広島県
原爆死没者への追悼、平和祈念、原爆への理解、被爆体験の継承を目的に建設された施設。
8時15分のモニュメントや、平和祈念・死没者追悼空間への螺旋状のスロープが反時計回り(被曝当時へ遡る表現)に設計されていたりと、所々に趣向の凝った造りとなっています。
[開館時間]
3月1日~ 7月31日 8:30~18:00
8月1日~ 8月31日 8:30~19:00(8月5日、6日は20:00まで)
9月1日~11月30日 8:30~18:00
12月1日~ 2月末日 8:30~17:00
[入館料]
無料
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 : http://www.hiro-tsuitokinenkan.go.jp/index.php
まとめ
観光地としてメジャーな大阪にも、こうした施設があるとは全くもって知りませんでした。
当時戦火に巻き込まれていたのは、当然東京、広島、長崎だけではない訳で、無知がいかに視野を狭くするか実感した次第です。
日本人として恥ずかしくないよう、少しでも関連する出来事には目を向けていきたいと思います。
photo credit: CIMG0174 via photopin (license)
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DSC00018 – 2011-0826 廣島和平紀念館 via photopin (license)