世界中の歴史的資料、文化財をネット上で閲覧できる「Google Cultural Institute(以下、GCI)」にて、ついに世界最大規模の博物館である大英博物館の内部が、ストリートビューで公開されました。
GCIは2011年から始まったGoogleのプロジェクトで、世界各国の数百にのぼる美術館、文化施設、アーカイブと協力し、文化遺産をオンラインで公開するという活動です。
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4,500点以上の収蔵品が鑑賞可能に
▶ 大英博物館 – Google Cultural Institute
館内は地下2階〜地上5階までが公開され、各階で見回れる範囲は決まっています。
常設展示されている品は約15万点。その内4,500点以上が別途写真撮影され、詳細な説明付きで鑑賞することが可能です(画像下部に並んでいる写真が該当)。
同博物館には、保存状態の関係上期間限定でしか観られない品もあるため、そのような特別展示品もデジタル化することで、いつでも観られるようになりました。
ちなみに館内画像の左側に構内図が表示されていますが、階によっては正しく現在地が表示されないこともあるため、多少の注意が必要です。
ストリートビューは、慣れないと上手く見て回ることが難しいのですが、館内の雰囲気や歴史的展示品の一端に触れられるまたとない機会となっています。
日本の博物館も多数公開
GCIでは海外の博物館だけでなく、日本の博物館も広く公開されています。
東京国立近代美術館や広島平和記念資料館といった国内有数の博物館に加え、アニメ・漫画界の巨匠である手塚治虫氏の記念館まで収められています。
ちょっとした暇つぶし感覚で覗くと、ついのめり込んでしまうこともあるため、余裕のある時ゆったりバーチャルミュージアムを堪能してみてください。