まーた人類が次元の壁を超えてしまったようです。
これまでスコープを装着して2Dバーチャルリアリティに没入したり、2Dキャラを3D映像で楽しめるホログラムスクリーン(ボックス)だったりと、2Dと3Dの接続に奮闘してきた人類。
それが今回は、イラストで描いたキャラクターに、なんと自分が乗り移れる?(同化して連動できる)という、なんとも変態ちっくな技術が開発されました。ほんと何してんのこの人達(褒め言葉
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公開された動画には、2Dで描かれたイラストを3Dに変換し、webカメラで認識された自分の顔とキャラが連動して動く様子が映し出されています。
恐らくエンジニアであろうおっちゃんが少女キャラを動かすのに抵抗を感じますが、確かに首から上の動きや表情の移り変わりがかなり正確に伝わってきます。
特に、頭全体や前髪の動きといった部分含め、表情に限らず自然な挙動を実現させている点は素晴らしいところ。
この「FaceRig Live2D Module」は、2Dイラストを3D映像に変換させる「Live2D」と、カメラから取り込んだ動き・表情をアバターと連動させるモーションキャプチャー技術を持つ「FaceRig」による合作とのこと。
HENTAIテクノロジーの発展には、垣根を超えた協力が必要ということですかね。なんでもそうか
没入感を超えた、同化への第一歩
今のところこのソフトウェアは、SkypeやGoogleハングアウトで使用できるそうで、今後はさらに活用範囲が広がっていくとみられています。
今回はwebカメラでしたが、現在VRヘッドセットを装着した状態で表情をキャプチャできる装置も開発されているため、バーチャルリアリティ上のアバターに触れるだけでなく、自分がそのアバターになりきってコミュニケーションするようにもなっていきます。
自分をキャラクターに投影させる、なんてのはオタクやファンが必ず行うであろう通過儀礼。コスプレなんかがその代表例でしたが、今後はそれをバーチャルリアリティ上で体感できるとなると、さらに一歩先の没入感、というより同化レベルの体験が可能になるかもしれません。
自分の動きがキャラに連動するとは、なんとも夢が広がるシチュエーションですが、さらなる発展を期待したいところ。本当にアニメやマンガの世界に入り込める日がくるのも、そう遠くないかもしれません。
あー、廃人増えるな。