「家庭学習の悩みを相談したいけど、できる人がいない…」
「生成AIってぶっちゃけ役に立つの?」
「使ったことないし、使い方のイメージがつかない…」
地元の友人から会社の同僚もたびたび口にするのが子育てや家庭学習の悩み。正解がないからこそ永遠のテーマとなる本件ですが、中には生成AIを使ってかなり楽になったと教えてくれる強者も。
今回は、この悩みを解決するヒントや家庭での活用法をご紹介していきます!
生成AIって家庭学習でどう役立つん?
生成AIは、テキスト入力した内容に応じて文章や画像、音声などを自動生成してくれます。
例えば、「子どもの算数の問題を10問作って」とお願いすれば、即座にプロセス付きの解答含め作成してくれる便利ツールです。
家庭では、主に学習支援はもちろんですが、親子のコミュニケーション促進など、さまざまなシーンで役立てることができます。
例えば、子どもの算数の宿題で難しい問題が出たとき、子どもに「わからない…」と言われて、どれどれと覗き込んだものの「俺もわかんない…」と撃沈した方もいらっしゃるはず。。
そこで生成AIを使えば、問題を入力するだけで解説をつけて答えてくれるので、子ども疑問に答えられない状況は回避できます。また、AIはその場で類似問題を作ることもできるので、「他にもこんな問題どう?」と類題を何度も練習する環境を作ってあげられます。
さらに、英語の勉強では、「英単語を覚える効率的な方法は?」、「簡単な英作文の例を作って」といったリクエストをすれば、子どものレベルに合った内容を提案してくれるので、親子で一緒に楽しみながら進められるといった活用が可能です。
子どもの学習サポートに活かす具体的な活用シーン
多様な使い方のできる生成AIですが、もう少し具体的にどんなときに使えるの?なシーンごとでの活用をまとめてみます。
日々の宿題をサポート
子どもが難しい問題に直面したとき、親が生成AIを使って例題やヒントを出してあげることができます。例えば、英語の作文で「友だちとの旅行について書きたい」と生成AIに入力すると、参考になる表現や文例を提供してくれため、それを元に考え方やヒントを伝えることができます。
子どもをモチベートする自宅学習用の教材作成
家庭での勉強をもっと楽しくするために、生成AIにクイズやクロスワードパズルを作成してもらうこともできます。学年や興味に合わせて、個別にカスタマイズ可能です。
勉強をし始めるのに時間がかかる、という子どもには、こうしたクイズなどを導入にして学ぶ仕組み作りをしてあげてもいいかもしれません。
テスト対策の効率化
「苦手な単元を集中的に練習したい」と思ったときには、その単元を集中的に鍛えることができる問題を作らせることで、効率的に勉強を進めることができます。
手元の教科書や問題集をやり切ってしまったという場合に、新たに教材やアプリをダウンロードするより、生成AIに作ってもらった方が楽で時間も短縮できます。
家庭内での生成AI活用時 留意点
そんな便利な生成AIですが、やはり使うときのポイントはあります。なんとなくお察しかもですが、あくまでツールであることを意識しないとという感じです。
AIの情報を必ず確認する
生成AIが提供する情報は完璧ではありません。中には間違いが含まれることもあるので、親が確認してから使うようにしましょう。特に学年や学習内容によっては、古い用語を使っていたり、教科書や学習進度にそわない難解な表現が用いられるなど、正確性はもちろん微妙にニュアンスやレベル感も調整する必要があります。
依存しすぎない
生成AIは便利すぎるため、子どもだけで使わせるとつい答えを丸投げしてしまうことも。。
すべてをAIに頼ってしまうと、子どもが自分で考える力を育む機会を失う可能性があるため、小さいうちは親と一緒に使う。もしくは、わからない部分をヒントとして活用し、自分で解決する力をサポートする役割であること伝えてから使わせるようにしましょう。
生成AIはあくまで補助ツールです。親子同士や、人間同士のやり取りが教育や子育ての基本であることも忘れず上手く活用していきましょう。
データプライバシーの保護
家庭内で使用する際は、個人情報やプライバシーに配慮することが大切です。特に、AIに個人情報や子どもの名前、具体的な学校名などを入力しないことも重要です。
使用するサービスによりますが、入力した情報を保存しサービス改善に役立てるツールも一部あり、情報漏洩が発生した際に、予期せず個人情報が漏れることも考えられます。(利用規約にデータの保存に関する項目などがあれば、ぜひ事前にチェックしておきましょう)
家庭における生成AI活用の未来
ほんとに生成AI様々という感じですが、家庭での勉強や子どもたちの学びをより良くするイメージを持ていただければ何よりです。
もちろん、使う際の留意点はあるものの、これまでの悩みを解消するツールとして試して損のないもの。ぜひフル活用して家庭学習を充実させ、お子たちの学びへ活かしてみてください!
ちなみに今日紹介した教材づくりはもちろん、勉強方法やスケジュール管理などにも使えるため、今後はその点も含めてご紹介します〜。