サイエンスジャーナル-加速度計
ちょっとした好奇心や理科の自由研究でフル活用できそうな、実験測定アプリ「Science Journal」を紹介します。「スマホで科学実験を楽しむ」ツールとしてGoogleが開発したもので、「常に持ち歩ける実験ノート」がコンセプトのサービスです。

▶ Making & Science | Science Journal : https://makingscience.withgoogle.com/science-journal/

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身の回りの世界の知りたいをすぐに測定できる

基本的には、スマホに搭載されているマイクや光センサー、加速度計を用いて、スマホが感知している身の回りの情報(音量、光量、傾き、加速度)を可視化してくれるというもの。

数値やグラフとして計測・記録され、リアルタイムで測定しながらメモをとったり、グラフもそのまま結果として保存しておくことができます。任意のプロジェクトごとに測定結果を集計し、そこから比較・検証を通して実験データを考察することも可能です。

操作画面と使い方

アプリを起動すると、すぐに以下の環境光測定画面が表示されます。

サイエンスジャーナル-光センサー

特に設定や操作をすることなく、自動的に検知し測定されます。
ここでは環境光の単位として「ルクス」が用いられていますが、こうした聞き慣れない用語も「詳細」ボタンからすぐに確認できる点はうれしいところ。

サイエンスジャーナル-音量

こちらは音量の測定画面です。
単位は「デシベル(dB)」で計測され、3つの点が縦に並ぶ左隣のアイコンをタップすることで、グラフ表示に切り替えることができます。

ちなみに、真ん中下の赤色ボタンを押せばそこから測定が開始され、計りたい任意の間隔で数値の変化をグラフとして切り取ることが可能です。

サイエンスジャーナル-加速度計

加速度計(X/Y/Z軸)によって、手に持っているスマホの傾きや上下左右への動きの度合いが数値として表示されている図です。
加速度は、物体の動く速度の変化率のことで、普通に持っているだけではあまり変化しませんが、走って急に止まったり、エレベーターに乗って計測すると、慣性や重力によってその数値が大きく変化します。

試しにスマホを手に取り、端末を縦にした状態で素早く左右に振ればX軸が、上下に振ればY軸、端末の向きに関わらず上下させればZ軸に影響を与えることができます。

理科の授業や周囲の環境を知っておく際に使えそう

機能はシンプルで、誰にでもすぐ使える点が魅力の「Science Journal」。

用途として、学校などの教育現場であれば、中学生の理科にある「光・音・力」や「運動とエネルギー」といった単元で、実際の数値を測らせることに使えるのかなと。

特にデシベルなど、どれくらいが声の大きさで、どれくらいが電車の騒音かなど、教科書で読むだけではわかりにくい点も、実際に声を出したり、登校中に測らせたりすれば、多少は理解度も深まり実践的な取り組みとして組み込めるかもしれません。

また、普段の生活においても、周囲の環境を数値で知っておく事は役に立ちそうです。
今回画像に記録されている数値は、家の近くにあるスタバで計測したものですが、普段から自分のリラックスできる環境(光量や音量など)を数値として知っておくと、自宅やその他の場所でもそれに準じた環境にすることで、効率的に作業できるかもしれません。

まとめ

子供の頃、ストップウォッチや定規など、ちょっとしたものを遊び道具として利用していたことを考えると、何かを調べて測ってみたいという欲求は、多くの子供が持ち合わせているものなのではと感じます。

そんな時、こうしたアプリによってさらに世界を観測し、より深く知ることができるようになることは、子供達の世界への興味関心を一層加速させることにつながるはずです。

身の回りのことをもっと知りたい、もっと調べたいという知的好奇心を、存分に発揮させられる。そんな身近なツールとして、「Science Journal」は使えると思います。

▶ サイエンス ジャーナル – Google Play の Android アプリ : https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.forscience.whistlepunk