Star Wars: The Force Awakens Immersive 360 Experience
Speed across the Jakku desert from Star Wars: The Force Awakens with this immersive 360 experience created exclusively for Facebook.
Posted by Star Wars on 2015年9月23日
このところ一気に増えてきた感のある360°動画。
画面をグリグリドラッグしたり、スマホを傾けることで全方位を楽しめる。これまでの動画を”静的”と表すならば、この360°動画はまさに”動的”に映像作品を満喫できる代物。
今回はそんな360°動画を、実写映像ではなくあえてアニメーションだけを取り上げ、その世界観をより味わえる作品を紹介します。
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STAR WARSからMinecraftまで多様な世界観を再現
冒頭の動画もそうですが、メジャータイトルのファンが自由にその世界を再現したり、架空の空間を創り出しそれを楽しめてしまう、というのがこの360°動画(アニメーション)の醍醐味。
STAR WARSやMinecraftもさることながら、製作者が空想する未来のニューヨークシティも360°で楽しむことができます。
Star Wars – 360° Virtual Reality
360 Minecraft Roller Coaster
Space Girl 360
Otherworldly 360° Theme Ride
NEW YORK 2121
どれも1つ1つは同じ動画にも関わらず、視点を変える度に新しい映像を見せられている気がしてきます。
中でも3つ目の「Space Girl 360」は、スタート直後にすぐ女性に話しかけられるものの、どこにいるのか辺りを見回してしまう点は、その世界(映像内)への導入が上手いなと感じました。
ただ、無駄にグリグリ視点を変えると普通に酔うこともあるため、その塩梅は注意して楽しんでみてください。
ちなみに今自分は酔いながらこの記事を書いています。
360°動画とその可能性について
実際に観てみると、見れる部分は細部まで見たい!となり、つい何度もリピートしてしまう罠に皆さんハマっていなかったでしょうか。
動画をより楽しむために画面を操作していると、今見逃した!という瞬間が何度も出てきます。
また、製作者が意図しないところで視聴者が勝手にゲーム性を持ち込み、動画の中に何か隠されていないか?面白いものが映っていないか?など勘ぐってしまう点もおもしろいところです。
視点を制限されない、というだけでこんなにも動画を楽しむ余地が生まれ、意識的に映像を観ることにつながっているのは興味深いなと。
動画内の空間を疑似体験するだけでなく、自分だけの楽しみ方(見方)を考えたり試すこともできるため、360°動画でできることはまだまだありそうです。
特にエンタメ方面では、この特徴を活かし視聴者にゲストを見つけてもらうかくれんぼゲームや、音楽PVなどではすでに多く活用されています。
また360°映像という観点から、米OculusVR社が開発したOculus Riftにも注目です。スコープを着用することで360°見渡せる映像から、世界旅行を擬似体験できるサービスを提供しており、足の不自由になった高齢者でも気軽に世界を楽しめると高齢者施設などで人気となっています。
その他、広告なども街頭にタッチスクリーンを設置し、自由に操作できる360°映像を配信できれば新しいプロモーション・演出が可能になるかもしれません。
視聴者参加型の動画コンテンツとしても活用できそうですし、各メディア・関連企業は今後どういったサービスを出してくるか注目です。