大学に行く理由はなにか

大学に行く理由なんて考えたってしょうがない、学生の内にできることを目一杯やるしかないだろぃ!
なんて言ったところで元も子もないので、学生がなぜ大学に通うのか、大学で何を勉強すればいいのか、的なことを書けたらと思います。

とりあえず卒業して新卒切符を手にするため、とか、人生の夏休みを謳歌するため、なんてつまらんこと言う気はありません。

簡単です、自分自身の将来に興味を持つために大学に行きましょう。

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誰が自分の人生を歩むのか

自分自身の将来に興味を持つ、なぜそれが目的なのか。理由はシンプルです。

卒業してからの人生を歩むのはみなさん自身だから、この一点につきます。

どこかの誰かがあなたの人生を歩んでくれる訳でもないし、逆にあなたが誰かのレールに乗って未来に行くわけでもありません。
人生をつまらないもの、楽しくないものでいいと考える人は少ないと思うからこそ、人生を有意義にするため、まず自分に興味を持つべきです。

自分の興味ある、おもしろいと思う人生を生きるのに、なぜ自分に対して無関心でいられるのか。まず自分自身に関心を持たなければ、何がおもしろくて、何がつまらないのかさえわからず、ただ周りに流される日々を送ることになります。
(そんな人生送れる訳ないと思ってしまうこと自体、思考停止であると気づかずに)

高校までの教育で、周りに合わせること・協調性を持つことが求められてきたため、自分に興味を持つということに抵抗があるかもしれません。しかし、大学以降、周りに合わせ生きていくことで得るものは、実際のところほとんどありません。
むしろ自分の個性をただ失い続けるだけになります。
自分を殺して生きる世界にどうして自分の幸せがあるのかは考えるべきところです。

あと、周りに合わせないと友達ができないと考える人も、それ自体間違っているので大学時代に気付いておきましょう。合わせないと仲良くなれない程度なら、それはただの知り合い程度でしかないので、勘違いしないように。

自分のおもしろい、好きを共有できる人とこそつながるべき。こういう時にSNSでも使えばいいかと。

高校から解放され、大学で初めて人生を主体的に歩めるこのタイミングで、まずは自分に興味を持ち、自分の楽しい・テンション上がる未来を描く準備をしていきましょう。

違いは怖がるものではなく、楽しむもの

じゃあ自分に興味を持つってどうするの?となりますが、ここでやっと大学が出てきます。

幸いにも大学には、全国各地から様々な人が集まっており、膨大な書籍からよくわからない謎の物体までキャンパスには溢れかえっています。
こうした大学にある人・情報・モノにどっぷり浸かり、今まで自分が出会ったことの無い刺激を受けることが重要です。

大学で触れる世界を通して、自分には無いもの、自分とは違うものをがっつり体験する。そうすると間接的にではあるものの自分の輪郭(人となり)が浮かび上がってきます。その輪郭を周りと比較し、そこに違いがあると認識することが、自分への興味関心を引き立てる第1歩となります。

違いを認識し、違いを楽しみ、違いのある世界を経験することで自分への興味は引き出されます。

違いを怖がるのは高校まで。大学では是非その違いを楽しんで、自分に興味を持つ場として活かしてみてください。

自分に興味を持ち、自分のことを常に知ろうとする姿勢がないと、就活や人生の岐路に立った際、すぐに迷ってしまいます。
付け焼き刃の安っぽい言葉や妄言に踊らされ、志望動機を書くためだけに、ググって見つけた本心にもない夢や希望を語りたければ別にそれでもいいですが。

周りに踊らされるくらいなら、自分で踊れ。
ということです。

自分に関する大事な情報は、いくらググっても検索には出てきません。リアルにしかないもの、リアルを通してでしか感じれないものを、大学という舞台で見つけてみてください。


人を知り、社会を知り、世界を知ることで、自分の将来に興味を持つ+描いて踏み出せればさらに最高!
これが大学に行く理由であり、大学で学ぶことだと思います。